一日の乗降客数200万人以上を誇る横浜駅。
多くの人で賑う横浜駅の西口やや南よりに構える商業施設が『相鉄ジョイナス』です。

相模鉄道本線横浜駅の駅ビルとして、キーテナントに横浜高島屋を配して、1973年に開業。
横浜高島屋抜きで、年間売上高360億強(2011年度)を誇る首都圏でも有数の商業施設です。
管理運営は株式会社相鉄ビルマネジメントが行い、同じく運営する横浜駅西口の地下街「ザ・ダイヤモンド」と合わせて、年間売上高700億に迫る勢いです。

近年では、1階フロアの大規模なリニューアルを行い、横浜駅西口の顔として存在感をますます強めています。

さらに、2011年3月のJR駅ビル「横浜シァル」の閉館に伴って、一部ヤングアパレルショップを導入。
それまでの顧客層に加え、ヤング層の新たな受け皿になることで、年々売上を伸ばし続けています。

また、屋上に「彫刻庭園」を設けたり、地元FM局とのタイアップを行ったりと、ショッピングのみならず魅力的な館作りを実践。
※従業員休憩室もかなり広く、明るくキレイです。

横浜駅周辺は、今後「エキサイトよこはま22」という大規模な駅周辺改造計画が予定されており、駅前広場の整理や地下街の接続改善、河川整備による水上バスの運行計画など、大規模な開発が想定されています。

また、閉館した駅ビル「シァル」の建て替えによる高層駅ビル化計画も控えており、現状横浜に出店しているテナントならびに、今後出店を模索するテナントにとって、ますます魅力的かつ競争の激しいエリアになっていくことは間違いありません。

横浜駅上空から

そんな駅周辺開発に合わせて、今後、相鉄ジョイナスも様々な仕掛け、動きが出てくるでしょう。